マインドの傍観者になる

東京では今ちょうど桜が満開を迎えていますね。今年は冬の気温が平年よりも低かった感じがしていたので、開花が遅れるものと思っていました。

けれども低温から急激に気温が上がるときには、かえって桜は急いで咲こうとするらしいので、逆に平年よりも早く開花したのでしょう。

もう随分前のことですが、花見で一番人出が予想される日に、井之頭公園に行ったことがあったのですが、人人人でごったがえして身動きが取れない状態で、すぐに帰ってきたことがありました。

あのどっと繰り出すのがとても苦手なのです。だから、一番いい時期に桜の名所を楽しむことができない性分なのです。

人酔いするという言葉があるように、人がたくさん集まるとごちゃっとしたエネルギーが渦巻いている感じがして、息苦しくなるのです。

クライアントさんには、そういった敏感なタイプの人がたくさんいるようですね。繊細だからこそ、いろいろ生きづらいことが出てくるのでしょうから当然と言えば当然ですが…。

実のところ、敏感か鈍感かということが問題なのではなく、本当はどうマインドが反応するのかということ。

そしてその反応に巻き込まれずにいて、それをただ見ているマインドの傍観者になることができればいいだけなのですね。