マインドの仕組みというものを深く理解すればするほど、この人間社会を作っているのは個々のマインドなのだということに気づくようになります。
私たちは自分のことを個人としての存在だと直感しているわけですが、実は自分とは自分のマインドに過ぎないのです。
もしもあなたが怒っているなら、自分のマインド、このマインドが怒っていると気付くこと。
もしもあなたが悲しみの中にいるなら、このマインドが悲しんでいるとすればいいのです。
あなたの人生を作っているのは、間違いなくあなたのマインドなのです。人生に文句があるなら、あなたのマインドが不平を言っているということ。
こうした見方を日々続けていくことで、自然とあなた自身があなたのマインドを見つめられるようになるのです。
それがマインドとの距離を作ることになり、あの人この人ではなく、あのマインドこのマインドと見ることで、人生を超然として見ることもできるようになるのです。
その結果、あなたの存在、あなたの本質がその姿を顕すことになるのですね。