いつも在り続けるもの

あなたは自分の起きている世界を忘れ

自分の夢の世界をも忘れる

朝、ふたたび起きている世界がその存在を現わす

あなたは、あなたの夢と眠りを忘れ去る

だがひとつだけ

絶えることなくそこにい続けるものがある

あなただ

by osho

この感覚は、きっと誰にでもあるはずですね。朝起きた時に、また同じような今日が始まると感じるのと同時に、また同じ自分が始まるのですから。

何かを自分に強く強いてる人は、今日もまたこの自分をやらなければならないと感じて、うんざりするかもしれません。

いい人の仮面を被り続けている人、清廉潔白で正しい自分を生きようとしている人、より世間の役に立てる自分でいようとする人。

ずっと笑顔でいようとすれば、そのうちには顔がひきつってくるように、不自然でい続ける自分が嫌になってしまうのです。

人が癒されていくにつれて、そうした「◯◯な自分」でいようとすることが薄れていき、自然で無防備な素の自分でいられるようになってきます。

そうなったら、もう自分を演じることから解放されるのです。人生の中の演者としての自分がいなくなり、後に残るのはただあるがままのあなたです。

それがなくなったためしはありません。世界で何が起きようと、周囲でどんな物語が展開されようと、あなたの本質だけがただ在るということですね。