すべてがたわごと

最も大切なこと、それは自己の本質に気づくこと。それ以外にはありません。それ以外はすべてがたわごとです。

この世界でどれほど活躍しようと、どんな偉業を達成したとしても、気づかずに生きて死ぬのであれば、また先送りにしたのです。

本質に気づくと、現実の世界でノーベル賞をとることと、ノーベル賞を取る夢をみることに違いがなくなるのです。極端に聞こえるでしょうけれど…。

現実であろうと夢であろうと、そこに価値や意味を見出すのは思考なのです。その思考の世界にはまり込むことで、本質が見えなくなっているのです。

気づきをもって思考から抜けている状態、つまり十分に意識的であるなら、自分の本性は生きているでも死んでいるでもないと分かるのです。

思考が理解し認識できるすべてのものを超えたところのものだと分かるのです。だから決して表現できないし、伝えることもできない何かなのです。

そこに意識を向けていれば、人としての自分の人生がどのようなものであれ、この世界がどんな状態であっても、あるがままを見ていられるのです。

多くの人がこの本質に気づくようになるなら、この世界から戦争というたわごとが消えていくことになるはずです。