内面的な成長というのは実は成長などではない。
この言葉には語弊がある。
内面的な成長とは、一つの顕現のこと。
ずっと隠されていた何かが現わされる
ずっとそこに在ったもの、それにあなたが気づく
あなたはそれを取り逃がしていたわけではない
ただたんに忘れていただけ・・
by osho
一般的に内面的な成長というのは、言葉を変えればエゴの成長と言うことができます。エゴは表面的にはスクスクと成長していきます。
けれども、幼い頃にあまりにも不安や恐怖が強すぎて、自分を強いる生き方をさせられていると、エゴの成長が一部止まってしまうのです。
それをインナーチャイルドと言ったりしますが、そのために、大人になった時に子供っぽさが残ってしまうといったことが起こるのです。
それと並行して、エゴの別の部分は成長して社会性を身につけていくのです。でもそんなことは成長ではないと osho は言っているのですね。
真の成長とは成長ではなく、たんに気づくこと。社会で何を成し遂げたかということでも、どれだけ人のために役立ったかでもありません。
ただ自分の本質に気づくこと。このことが深く理解できると、人生は非常に楽になるはずです。
忘れていたことを思い出す、そのために何万年もかかるななんて本当に謎でしかないですね。