幼い頃にお金がないことで家族が辛い思いをさせられていると感じると、お金のことを嫌いになってしまうことがあるのです。
お金が足りないばっかりに、お母さんが大変な思いをしている、お父さんが毎日苦労して機嫌も悪い等々。
本来こうしたことはお金が原因のように見えて、実は一人ひとりのマインドの病みが原因なのです。
そんなことには家族の誰も気づくはずもなく、そこで生まれ育ってしまえば、その子はお金を嫌いになったり、敵対視したりするようになるのです。
大人になって、自覚の上ではお金が好きだし、お金をもっと欲しいと願っているのですが、マインドの奥にお金嫌い、お金が憎いがあればそれが悪さするのです。
お金が嫌いであれば、お金は自分のところには集まってこなくて当然なのです。お金を憎んでいれば、お金への復讐とばかりにひどい浪費家になるかもしれません。
場合によっては借金を負わされることにもなりかねないのです。なんとなく自覚があるようでしたら、お金に関連した昔のエピソードを思い出してみることです。
そして、お金にはどんな罪もないと言うことをまずは大人の自分が理解することです。お金を攻撃する代わりに、自分の怒りを病んでいた大人のマインドに向け直してあげることです。
そしてお金は中立だと言うことを再度明確にすることですね。