罪悪感をゴミ箱へ

私たちは、これはくだらないもの、これはバカバカしいものだと分かると、相手にしなくなるか、関心をなくしてしまうものです。

それに関わっていること自体が愚かしい気持ちになって、自分から退散してしまうはずなのです。

もしもあなたが怒りという感情に対して、愚かしいものだと理解するなら、それを一瞬だけ味わって後は放っておくはずです。

その反対に、怒ってはいけないとか、怒ることは悪いことだと思っているなら、大変なエネルギーを使って、わざわざそれを抑圧することになるでしょう。

つまり怒りに対してくだらないものだとは思っていないということを物語っているのです。

もしもあなたが罪悪感を感じるのがとても辛いので、それから逃げて自己表現を抑えてしまうなら、罪悪感はバカバカしいものだと思っていないということ。

罪悪感はいかなる場面においても、くだらないもの、どうでもいいものだと知っていたら、ただ黙ってゴミ箱に捨てるはずだからです。

それをしないということは、罪悪感に関心があるということです。関心がなければ、そんなものは放置しておくはずだからです。

この視点から自分の中にあるものを見つめ直してみてください。こんなものはバカバカしいものだと気付けば、いずれは小さくなっていくはずですね。