無関心の勧め

昨日のブログで「無関心」という言葉を使ったので、その流れで今日は無関心ということについて書いてみたいと思います。

どうやら世間的には、無関心という言葉はネガティブな響きを持っているようですね。たとえば、政治に無関心だとか、自分の健康に無関心等々。

無関心であるよりも、関心を持つことの方が何か積極的な感じもします。好きなことには関心が出てくるわけで。

何事においても関心を持つことで、学んでいけるということもありますし。人としても、誰かに関心を持ってもらえた方が嬉しいはずです。

確かにそうなのですが、私は無関心でいることの大切さも知って欲しいのです。というのも、自我というのは自分に対して絶大な関心を持っているのです。

あなたがどれほど自分を否定しようが、嫌いだと思おうが、それは強い関心を抱いているからなのです。

もしもあなたが、自分のことを好きなのか嫌いなのかなんてどうでもいいと思えるなら、全く違う人生が待っているはずです。

自分が今幸せなのか不幸なのか、そんなこと考えたこともないという状態であるなら、きっと防衛も小さい状態になっているはずです。

自分という存在や自分の人生に対して、無関心でいられるようになったら、自然に覚醒がやってくることになるでしょうね。