人生は実験の繰り返し

私たちは物事が期待どおりにうまく行くことを願っている一方で、失敗したらどうしようという不安や恐れも持っています。

成功するときもあれば、失敗することもあるのは当然のことですが、これは考え方や物事の捉え方が変わると、失敗はないという事が分かるのです。

どういうことかと言うと、何かをなす時には常に実験をしていると見るのです。実験というのは、どんな結果が得られるのかというのがその目的なのです。

つまり実験の結果がどうであれ、結果が得られればその実験の目的は達成されるので、それをもって成功したということです。

この場合に失敗があるとするなら、この実験で判明したことを次の実験に活かすことをしなかった時だけなのです。

例えばある仕事をやってみて、自分には合わないということが判明した時に、失敗だったと捉えるのではなく、やってみるという実験の結果、合わないという結果を手に入れることが出来たのですから、それは成功なのです。

やらなくても結果が分かるようなことはともかく、やってみなければ分からない事はやって結果が出れば、それは貴重な結果を入手できたという成功体験なのです。

人生は実験の繰り返しだと理解すれば、結果がどう出ようとそれに過度の期待をしなくなるのです。そうなるとなおのこと、結果を悔やむということが小さくなるはずですね。