苦手な人々

私が苦手だと感じる人は、一位が聖職者、二位が政治家、三位が学者です。私が勝手にそう感じているだけで、特定の誰かのことを指すことはありません。

とはいうものの、聖職者の第一は飛び抜けてダントツ一位なんだなと思うのです。そもそも宗教家なんていう言葉があること自体、馬鹿げているのです。

私は特定の宗教に興味があるということもないし、かといって無宗教というわけでもない、つまりどちらでもないのです。

そもそも宗教というのは、どこかの団体のものでもないし、何かの組織と関係があるわけでもありません。

真の宗教というのは、あくまでも個人的なことであって、言葉などで人に伝えられるようなものではありません。

だからみんなで分かち合うなどということもできないのです。おのれの奥深くに入っていって、たった独りで見出すものなのです。

もしも孤独から逃げ回っているなら、いつまでも見出すことなど不可能なことだと知ることです。ましてや、どこかの組織に加入すれば何とかなるなんてことはないのです。

聖職者は、概ね権威を持ってしまっているので、宗教とは無縁の人々だと言わざるを得ませんね。