自分の心の中に、とにかくやりたいという純粋な情熱があるときには、迷うことなくやり出してしまえ!ということを昨日のブログで書きました。
迷うと、そこには必ず恐れのエネルギーが隙間に入り込んできてしまうので、失敗して後で後悔しないようにと慎重になってしまうのですね。
慎重になることは、決してそれ自体が悪いことではないのですが、恐れによる迷いが大切なチャンスを台無しにしてしまうことがあるということです。
そして、昨日伝えきれてなかったことがあるのですが、それは、もしも突き進んたそのあとで、それが失敗に終わったとしてもそれはそれでいいという潔さも必要です。
本当はもう失敗していると分かっているのに、そのことを認めたくなくていつまでもズルズルそこにしがみついているのは、得策ではありません。
それこそ、新しい自分の可能性をつぶしてしまうことにもなるからです。しかし、こうしたことを言葉にして書くのは簡単なことですが、それを実践するとなると難しいかもしれませんね。
なぜなら、私たちはみな強力な自己防衛システムによって、コントロールされている部分が多分にあるからです。誰もが、失敗したくないし、傷つきたくないと思っているからです。
失敗して傷つきたくないという思いも、失敗したことを認めたくないという心も、どちらもまったく同じ恐怖からやってくるものです。
自分の情熱を信頼して、迷うことなく見切り発車してください。けれども、同時に失敗したならそれを正直に認めて潔く撤退することです。
こうした生き方は、自分の本質に気づいている人とそうでない人とで、いずれ大きな違いが出てくるかもしれません。人生を物語として見ることができるかどうかにかかっているからですね。