何度繰り返しても足りない

何度も何度も繰り返して、聴く側からしたら耳にタコができるくらいかもしれませんが、それでもやっぱり伝えたいことがあります。

その一つは、自分以外の誰の人生も幸せにすることはできないということ。勿論その反対に、他の誰の人生も不幸にすることもできません。

私たちにできることは、泣いている人を笑わすことだったり、落ち込んでいる人を励ますことだったり、あるいは溺れそうな人を助けることです。

そんな一過性のヘルプならできるかもしれないという程度なのです。人生というロングレンジで考えてみれば、幸不幸を決めるのは本人にしかできないのです。

人は誰でも例外なく、自分自身の人生を変えることだけができるのであって、他人の人生に対してはどんな責任も負うことは不可能なのです。

そしてお伝えしたいことのもう一つは、他の誰かの期待に応えるために生きているのではないということ。

あなたは他の誰かの奴隷になるために生まれたわけでは断じてないのです。誰かの期待に応えられたとしても、その人もあなたも決して真に満たされることはありません。

そういう意味で、上で挙げた二つのことは、互いに関連しているのです。そのことをしっかりと見抜くことが大切ですね。