人間は独りであるということ。正確に言うと、自我は独りであるということ。人間以外の動物には自我がないので、独りではありません。
勿論動物であっても寂しい感覚というのはあるのですが、自我が持っているような孤独感はありません。
自我はどこまで行っても孤独なのです。個人だからですね。このことを嫌がらずに深く見つめて認めること。
ひとたびあなたが独りで生きることの覚悟を持ったなら、そのときには何かが変わることになるはずです。
所詮は独りなので、必要なのは覚悟と受容だけ。もしもあなたがどんな理由もなく、自分の単純な存在を楽しむ方法を会得したら、人生は変わるでしょうね。
孤独を味方につけることができたなら、他のあらゆる依存がすべて落ちていくはずです。
依存のない人生を生きる気持ちよさは、一度味わったら二度と手放すことはできなくなってしまうはずです。