ネガティブさをさらけ出す

元々、決して健康体ではないという自覚があるのですが、最近、身体の調子がいいのか悪いのか、どっちなのかイマイチ分からないような状態になっています。

ある面では、気持ちがとても清々しい感じがすることがあるので、それにつれて身体も具合がいいと錯覚するだけなのかもしれません。

実際に体調がイマイチだと感じるときには、首や肩の痛み、腰痛、腹痛、目、歯、喉、その他もろもろ、何かしら具合が悪いのです。

でも、誰かと一緒にいるときには、意外と元気にしていられます。自分では、無理しているという自覚はないのですが…。

人って意外と、自分の具合の悪さを表現しないものかもしれませんね。いつもニコニコしていて、あの人は健康なんだろうなと思っていたのに、じっくり話し込んでみたら、あれこれ不調を訴えてきたという経験て、ないですか?

私は結構あります。当人は別に普段、わざと隠しているというつもりはないのでしょうけれど、他人に対して具合の悪さをそのまま出す人のほうが少ないのかもしれませんね。

それは、話題として相手を否定的な気持ちにさせてしまわないようにとの気遣いからなのか、あるいは自分のネガティブな部分を見せたくないということなのか。

私自身も、例えば初めて会った人の前で、あまり具合が悪いという話をしようとはしない傾向を持っています。

何だか、相手に失礼な感じがしてしまうのかもしれないですね。実際、身体も心もすごく健康だと誇れる人は少ないのかもしれません。

健康かどうかだけでなく、何か悩みを抱えているといったネガティブなことも、人はあまり話そうとはしないものですね。

見下されたくない、惨めだと思われたくない、可哀想だといわれたくない、こういう気持ちも結構あるのかもしれません。

人は自分を守りたいばっかりに、他人のことを否定的に見れるネタを探そうとする傾向がありますね。けれども、他人の不幸に本当には興味を持ち続けることはしないものです。

だから、構うことはありません。何でも言って楽になってしまうことだと思います。所詮、身体だって思考だって感情だって、どれも本当の自分ではないのですから。