静かな恍惚の中で寛ぐ

自分の本質である純粋な意識に注意を向けて、言葉にはできない「それ」を心の限りに信頼することです。

「それ」は必ずその信頼に応えてくれます。どのようにして応えてくれるのかは、私たちの想像を遥かに超えているので形容することは不可能です。

それでも、確実に「それ」は応えてくれるのです。物理的な現象のレベルであろうと、肉体的な問題であろうと、精神的なことであってもです。

自分の都合のいいようにやってくれるということではありません。ただただ、人間業ではないだろうということだけは、知ることができます。

そのことを「奇跡」と呼んでもいいかもしれません。そしてその「奇跡」には限度がありません。それは畏敬の念を呼び起こすかもしれません。

それが私たちの本質であるということは、なんと言う奇跡なのでしょう。思考の手の届かないところ、理解できない未知の領域からこの宇宙が毎瞬創造され続けているのです。

私たちにできることは、それをただ喜び、驚き、それによって満たされることです。それ以外に何ができるでしょう。

静かな恍惚の中で、ゆっくりと寛いでいられることに深く感謝せずにいられません。