人生は夢物語

瞑想というのは、無心の状態

無思考の状態に達するためのものだ

無思考のその開口部において

そうした空間において

不意に、あなたは純粋に

無垢に、汚れなきものになる

by osho

↑上で心というのはマインドのことであり、無心とはノーマインドということです。つまり、瞑想とはノーマインドの状態のことを言うのです。

分かりきったことかもしれませんが、時々瞑想ってどうすればいいのですか?という質問を受けることがあるのです。

ノーマインド、つまりマインドの活動が停止してあたかもマインドが無くなってしまったような状態、それを瞑想というので、どうかすることではないのです。

けれども、その質問をしている張本人こそがマインドであるため、理解しづらいのは仕方ないことなのです。

一度瞑想のフレーバーを知ってしまったら、それを忘れることはできても、それがなくなることはありません。

そしていつどんなときであれ、あの「無」の感覚は蘇ってきてくれるようになるのです。

そのとき、あらゆる人生物語が消え失せていくのです。人生とは、マインドが思考によって繰り広げる夢物語なのです。

この現象界全体が夢だといっているのではありません。現象は実在するのですが、そこに意味や価値、悲喜こもごもがあるように感じることこそが、マインドの創作なのですね。

だから時々は、マインドを静かにさせて毎日絶え間なく続く人生物語から解放される体験をしてみるのは、いかがでしょうか?

無垢に、汚れなきものになる清々しさを感じるはずです。