知識は無知を永続させる

借り物の知識を避けること

借り物の知識というのは心のトリックになる

それは無知を覆い隠すのだ

それは決して無知を打ち壊しはしない

そして知識に取り囲まれれば取り囲まれるほど

内面深い中心において

まさにあなたの実存の根において

無知と暗闇が存在する

by osho

たとえ↑このことが頭で理解できたとしても、人はどこまでも知識を追い求めようとしてしまうのです。

なぜなら、そうやって自分の無知を解決できると信じているし、その方法が1番手っ取り早い自己防衛になるからです。

思考によって得られた知識は、本当のところ実害があります。自分の生(なま)の感情や感性といったハートの感覚を麻痺(あるいは抑圧)させる効果があるからです。

あなたのハートは、内面深い中心と繋がっている大切な実存の根なのに、それを地下室へと追いやることになるのです。

知識で無知を覆い隠すことはできても、知を知ることはできません。溺れそうになっている時に、どれほど手足をバタバタさせても効果がないのと同じです。

何もせずに静かになれば、体は浮き上がってくるというのに。すべてをあるがままにさせておく、すべてを放っておく生き方を覚えられるといいのですが。