何を基準に生きるか?

人は判断基準というものをいろいろ持ち合わせていますね。たとえば、好きか嫌いかとか、美しいか醜いかとか。

それらを判断して選択する時に、優先的に選ぶ基準というものがあるのです。たとえば、好きか嫌いかと同時に有利か不利かといったことです。

楽しいかつまらないかの基準がいつも優先されるなら、人生は非常にシンプルなものになるはずです。

けれども、同時に都合が良いか悪いかという基準もあって、楽しいけれど都合悪く、つまらないけれど都合が良いという場合だってあるのです。

より具体的な事例でみてみると、職場の人間関係が辛いので仕事を辞めたいけれど、収入がなくなるのが怖くて辞められない。

この場合は、快適か不快かという基準よりも、安心か不安かの基準を優先することで、辛い不快な毎日が続くことになるわけです。

以下にあげるような基準を優先すると、人生は複雑になるばかりか生きづらい不自由な毎日になることを覚えておくことです。

ー 善か悪か

ー 正か不正か

ー 安心か不安か

ー 価値があるか価値がないか

ー 意味があるか意味がないか

一方で、以下を優先するなら人生はよりシンプルになり自由を享受できるようになるのです。

ー 快適か不快か

ー したいかしたくないか

ー 楽しいかつまらないか

生きる判断基準として上記のようなものを優先できるなら、これまで生きづらいと感じていた人生がすっかり自由なものになってしまうはずです。ぜひ試してみて下さい。