ゆったりと自由であれ

自分自身と戦わないこと。ゆったりと自由でありなさい。あなたのまわりに、品性だの道徳だのというワクをつくろうとしないこと。

自分自身を調教しすぎないこと。さもなければ、その訓練そのものが束縛になってしまうだろう。

自由でいなさい。漂い、状況とともに動くのだ。状況に応えるのだ。

by osho

自由でいるとは、自分に対して何事も強いないということ。なにかを強いれば、自我の奴隷になってしまうのです。

自我は自分を自由気ままでいさせようとはしないのです。囚われのない自由なマインドは、自然とその力を失っていくからです。

自我にとってそれは自殺するようなもの。自我は、自分を束縛しておきたいのです。正しさや忍耐によって、誰からも否定されないでいようとするのです。

自分自身と戦わないと言っても、自分がシンプルにそうしたいということであれば、それをすればいいだけで、それは決して戦っていることにはならないのです。

もしもあなたが自己防衛のために自分と戦うのであれば、それは非常に不自由な状況の中に入ってしまうのです。

つまり、避けなければならないのは自分自身と戦って、自己犠牲が付いてくる場合のみということを覚えておくことですね。

あなたが不自由さを感じて生きているなら、完全に自我に乗っ取られていると理解することです。

そこから脱出するためには、まずは戦うためのあらゆる武器や戦略をゴミ箱行きにすることです。

そして恐怖が来ても、罪悪感が来ても、それをそのままに感じてあげること。そうやって、次第にゆったりと自由であることを体験するのです。