いつの頃からだったのかはっきりは覚えていないのですが、神は自分の外側にはいないということを分かっていました。
どうしてそう思えるのか、その頃はまったく自分でも理解できなかったのですが、どう考えても外側に特定の神なる存在がいるとは思えなかったのです。
そして今となっては神という言葉はもうすでに死語となってしまいました。それは神を否定するという意味とはまったく違うのです。
意識以外には何もないという感覚がやってくるようになってから、自分の中ではそれが神の代わりになったのだろうと。
意識だけがこの現象界に気づいていて、かつそれとはまったく異なる次元に在る唯一のものなんですね。
街を歩いているとき、クルマを運転しているとき、このブログを書いているとき、いつだって気づくことができるんです。
意識を内側に向け続けると、すぐに内側も外側もなくなって一つの全体性になっていくんです。少しだけ練習が必要なだけ。
すると、今あなたがこれが自分だと信じているものは幻想に過ぎないと気づくかもしれません。だから、みんな本当は最初から救われているってことですね。