何もする必要はない

本当は何もする必要などないということ、やらなければならないことなど本質的には何もないということを見抜くこと。

このことをあなたの内面の深いところに定着させることです。勿論、私自身も毎日生きていれば、今日中にメールを返信しなければならないとかあります。

こうして毎日ブログを書くのも、ああ午前0時になるまでに書かなきゃなあなどと思ってキーボードに向かったりするわけです。

だから表面上では、誰だってやらなきゃいけないと思っていることがなくなることはないのですが、あくまでも自分が安心でいられるためにということなのです。

もしも人生を安心でいようと思わないのであれば、つまり防衛することから離れることができるなら、何もせずにいることは自然なこととなるのです。

別な見方をすると、あなたは自分が従事していることのやり手だと信じているのです。けれども、真実はそれがただ起きているだけだということ。

自分はやり手ではないと気づくことができるなら、やらなければならないことがないのは明白ですね。

安心しようとせずに、つまり防衛せずにいることと、やり手ではないと気づくこと、この二つを理解して実践するなら、本当は何もする必要などないと理解できるのです。