もしもやってくるどんな感情からも逃げずに、それをあるがままに感じてあげられるようになったら、癒しなど必要なくなるはずです。
マインドが病んでいくのは、都度やってくる感情から逃げてしまうからなのです。一度逃げる習慣が作られると、感情を消化せずに明日を迎えることになるのです。
そうした生き方を何年、何十年と続けていけばいつかは必ずマインドがやられてしまうのです。
過去の感情だらけになってしまったマインドのまま、人生を清々しく生きるなんてことは決してできないのです。
悲しみがやってきたら、悲しみを感じられるチャンスだと思って、思い切り悲しみの中に入って浸ることです。
怒りがやってきたら、これも絶好のチャンスだと思って、独りの空間を準備してそこで徹底的に怒りを味わうのです。
あるいは罪悪感がやってきたら、人間にだけ与えられた特権だと思って、その罪悪感を全身で感じてあげるのです。
どんな感情であれそれ自身には何の問題もありません。やってきた感情を我慢したり抑圧することが、人生を狂わせることになると知ることです。
どんな感情がやってきても、みんな大切なお友達だと思って共にいられるようにすればいいのです。
そうすればいつかは消化されて、それがあなたをとてつもなく成長させてくれることに気づくはずですね。