YouTube のチャンネルで、2歳の男の子の家族との日常をただただ撮影し続けているものがあるのですが、その子が1歳の頃からずっと見ています。
優しいジイジとバアバに囲まれて、さらにはもっと優しいパパが時々出てきて、撮影するママがやっぱり1番の理解者なのです。
普段は、ジイジとその男の子の食事シーンなのですが、2歳とは思えないくらいのボキャブラリーを駆使してしゃべりまくるのです。
ご家族の対応が本当に素晴らしくて、彼のどんな言動に対しても決して否定をしないで温かく見守っている風景が、なんとも心地いいのです。
彼が将来どんな大人へと成長していくのか、是非見てみたいと思っているのは、きっと私だけではないはず。
一丁前に会話ができる2歳の男の子を見ていると、さも自我がもうすでに出来上がっているのではないかと感じてしまうのです。
けれども、よ〜く観察してみると分かるのですが、まだ彼の中にははっきりとした自我は造られていない感じがするのです。
無邪気さと無防備さの塊のようにしている彼の姿を見ていて、ああこのままの全体性を忘れずにいてくれたらいいのになと思ってしまいます。
きっと近いうちに、自我の芽生えがやってくるのでしょうけれど、その時を見逃さずに見続けていたいなと思っています。