敬愛する osho の次のような言葉があります。
『何をおいても大事なのは、
自分自身になるということだ。
それが可能になるのは、
まずセラピーによって社会から押し付けられたゴミをすべて掃除すること、
そして瞑想によって内側におもむき、
もはや経典に手引きを求めなくなることが必要だ。
経典はあなたの内側にある。』
社会というのは、自我(エゴ)のことです。生まれてすぐに、私たちは例外なくエゴの洗礼を受け、気づかぬうちに「頑張って戦に勝って、自分を守れ!」という生き方が正しいのだと洗脳されてしまうのです。
その生き方は辛く苦しいために、心の中に沢山のゴミを溜め込んでしまうのです。そのゴミが大量にあるうちは、うまく瞑想をすることができないのです。
セラピーによって、ある程度の心のゴミを掃除してから、内へ内へと瞑想の旅に出なさいと教えてくれているのですね。社会から教わったあらゆる事柄を一度脇へ置いて、黙々と内側へ入るということです。
あなたは、何かになる必要などまったくないのです。あなたの最奥にこそ、本当のあなたの姿が待っていてくれるのですから。