無関心は最強

多くの人が同意してくれると思うのですが、嫌われるよりも好かれた方がいいに決まっていますよね。

そして嫌われるよりももっといやなことは、無関心になられることなのです。嫌いというのはまだ、存在を意識してもらっているのです。

無関心とは、存在自体に興味を持たれていないということなので、それが一番辛いことと言っていいでしょうね。

この事実を逆手に取ることで、不必要なことや困ったことから解放される素晴らしい方法があるのです。

例えば、あなたが自分の様々な点を改善したいと思っているとします。すると、あなたはここを直したい、これをなくしたいという具合に常に考えるのです。

そしてそれは大抵失敗に終わります。改善できたとしたら、それは非常に表面的なことばかりで、重要なことは改善できないでしょう。

なぜなら、改善しようとすることでその問題と戦ってしまうからです。戦えば、相手にパワーを与えることになるからです。

もしもあなたがその問題に真から無関心でいられるようになったら、その問題はパワーを失って行き、しまいには自動的に消えていってしまうでしょう。

大切なことは、無関心を装うのでは逆効果になるということです。本当に無関心になることなのです。

つまり改善しようとすることをすっかり忘れてしまうなら、気づいたときにはもう問題は始末されてしまっていることでしょうね。