自己防衛が強制する

社会の中で生活していれば、誰だって必ずや大なり小なり「やらなければならない」事がありますね。

このやらなければならない事のうち、やりたくないけどやるべきことと、やりたいのでやることの二種類があるのです。

とは言うものの、やりたいからやることの場合、私たちはやらなければならないというようには表現しないものです。

なぜなら、やるべきことであろうが何だろうが、やりたいので結局はやることになるということを知っているからです。

つまり、やらなければならないと感じていることの大半は、やりたくないことだと言っても間違いではないのです。

そのやらなければならないこと、つまりはやりたくないのにやらねばならないことというのは、概ねいつまでにという期限が切られているのです。

やりたくないのに、いついつまでにやれと強制されている状態というのは、もうそれだけでストレスになるのは当然ですね。

このような自分で自分に強制しつつ生きるのは、本当に馬鹿げたことなのです。なぜなら、本質的にはやらねばならないことなど一つもないからです。

あるのはやりたいからやることと、やりたくないからやらないことの二つだけ。それ以外はあなたが防衛によって作り出した幻想だと気づけばいいのです。

自己防衛がどれだけあなたを強制することになるのか、そこをじっくりと見て理解してあげることが肝要ですね。