明るいの反対は暗いですし、光の反対は影ですね。では光と影(闇)のどちらが実在かといえば、当然光です。
光の不在である闇を何とかしようとするなら、光を当てればいいわけです。闇そのものをどうにかしようと思っても、どうにもならないのです。
これと同じようなことがマインドにも言えるのです。私たちはマインドの中に闇の部分を持っています。
自分はダメだとか、自分は惨めだとか、そういった自己否定の思いはマインドの闇の部分として捉えることができます。
その闇を何とかしようとして、価値ある人間、役に立つ人間になろうとしたり、高評価を得られる存在になろうとして頑張るのです。
これこそがマインドの闇を何とかしようとする悪あがきなのです。闇は存在しません。そこに光を当ててしまえば、闇は消滅してしまうのです。
光を当てるとは、マインドの隅々までしっかり見てあげるということです。全部見えてしまえば、自ずと闇は消えてしまうのです。
それをするのが、癒しなのです。闇と戦うことを金輪際やめてしまうこと。代わりに、光を当ててあげればいいのですね。