自分がこの世界から消える感覚

私が時々やっている一種の瞑想法のようなものがあるのですが、今日はそれをちょっと紹介したいと思います。

といってもそんなに大したものでもないので恥ずかしいのですが…。それは自分という個人がこの世界にいない、というのをイメージしてみるのです。

目が覚めてからまた夜寝るまでの間、ずっとこの自分と一緒に過ごしているわけですが、それを少しの時間だけでもやめてみるのです。

イメージすると言いましたが、それを考えるというのではなく、ただその感覚を感じてみようと試みるということです。

街を歩いているとき、クルマを運転しているとき、テレビを観ているとき、それ以外のどんな状況でもやることができます。

そうすると、ものすごく清々しい感じになることができるのです。自分が透明になるだけでなく、存在が消えてしまうことを感じるのです。

まず頭が消えて、身体も消えていつもの自分はどこかへ行ってしまう感覚。すると、いつも外側に広がっていた世界が違った感じで入ってくるのです。

それが全体性なのでしょうね。なぜなら、無と全体とは同じだからです。興味があったら是非試してみて下さい。