この世界がどう見えるかは、その人の内面に100%由来するのです。世界そのものは、完全に中立なのですが…。
もしもあなたが、何かとても嬉しいことがあって、それを手放しで喜んでいるときには、この世界はとても優しくて温かくあなたには感じるはずです。
一方で、あなたの身に何か辛いことが起きたなら、その時にはこの世界はとても残酷な色をして迫ってくるように感じるものです。
こうした経験はきっと誰もが大なり小なりしていると思います。これが投影と呼ばれるものの代表的なものです。
私たちが自我として生きている限り、自分の内面の状態を外側へと投影し続けているのですが、普段はそんなことを忘れてしまっています。
このような投影のことを忘れずにいられたなら、今自分はどんな投影をしつつ外の世界を見ているのかを探るようになるはずです。
その理由は二つ。一つは、投影せずにいてあるがままの世界を見たいという思いがあるのです。中立な世界はどんな佇まいをしているのか知りたい。
もう一つは、投影を見ることで、逆に自分の内側で何が起きているのかを知ることができるからです。
いずれにしても、投影せずにいられるようになったなら、この世界は敵でも味方でもないということの理解がやってくるはずですね。