私たちは、都合の悪い自分の本音や自己への否定的な思いや言葉を、抑圧して知らないフリをして生活している事があるものです。
そういった類の思いは、他人を通して思い知らされることがあるのです。例えばあがり症の人が人前で話しをするとします。
そういう場面ではきっと強い緊張をしてしまい、思うように喋れなかったり、声が震えてしまうといった事が起きるのです。
その時、周りの人達からどう思われているかをイメージしてもらうと、大抵は上手く話せないんじゃないかとか、どうせ失敗するだろうと思われていると感じるのです。
それこそが実は自分自身の声なのです。自分が内心思っていることを、周りの人たちも思っているに違いないと感じるからこそ、強く緊張してしまうのです。
場合によっては、単なるイメージではなくて実際に他人の口から発せられる言葉として聞くことになることもあります。
そういったときにはショックを感じたり、グサリと傷を負ってしまうこともあるでしょうね。けれどもそれも自分の内側に隠し持っていた言葉なのです。
全ての場合100%該当するとは言えませんが、嫌な事を言われたときに一度は自分の内面を疑ってみる事です。
自分の内側にあるものは、いずれにしても何らかの形で外側に現れてくるという事ですね。是非参考にしてみて下さい。