継続は能力なんかじゃない

「継続は力なり」という言葉がありますが、若い時にはこの言葉を聞くたびになんだか苦々しい気持ちになったものです。

というのも、何事も長持ちせずにいつも途中でいやになって止めてしまうという習性が自分にはあると思っていたからです。

子供の頃の習い事であれ、大人になって始めた趣味のことであれ、どれ一つとってもモノになったことがない。

だから自分としては、継続できるのはそれだけで一つの大きな能力なのだろうなと感じていました。

けれども、今となっては継続することがなかったには、それなりの理由があったのだと分かったのです。

それは本当に自分がそれに興味を持っているのかどうかということ。誰かが面白いというのを聞いて、自分もやってみようと思ったところでそれは続かないのは当り前。

元々忍耐力がないというのも手伝って、一時的に興味がある程度ではとても続かないのです。

そんな私がこうして毎日ブログを書き続けているのは、ただただ興味があるからだとはっきり分かるのです。

つまり継続するかどうかは能力などでも忍耐力でもなく、興味があるかどうかの問題だったということです。

もしもかつての私と同じように、自分には継続は難しいと思っているのなら、まったく心配はいりませんし、自分を否定する必要もないのです。

そんなあなたはまだ、「それ」に出会ったことがないだけだということ。いずれは、あなたを待っているものがあなたに訪れるときがくるはずです。