真の「お・も・て・な・し」ができる日本人でありたい

今日、家内がハワイに旅行に行くということで、成田までのリムジンバスの乗り場までお送りさせていただきました。勿論、仕事の合間を縫ってですから、どれほどすばらしい夫なのかと感心します。

とはいうものの、単に仕事が趣味だということと、仕事に使っている事務所から、徒歩3分のところからリムジンが出発するので、特別な労力はかけてはおりません。

ちょうど、午後6時発のバスを少し前にいって待っていたのですが、リムジンはきちんと10分くらい前になったら到着してくれました。何ともまあ時間に正確なバスです。

飛行機のフライトの時間が気になるところですし、道路の交通事情などもからんで、鉄道よりも不確定な要素があるはずなのに、本当に時間に正確なので驚いてしまいます。

これも、今はやりの日本の文化独特の「お・も・て・な・し」なのかもしれませんね。日本人は世界の平均値と比べたら、ダントツで人の気持ちを思いやることができる人種なのでしょう。

それは本当にすばらしいことです。けれども、それは他人からの評価をすごく気にしすぎるということと表裏一体なのではないかと思うのです。

「お・も・て・な・し」の心が「愛」からやってくるのであればいいのですが、どう思われるのかを不安に思う「恐れ」からの言動であれば、問題が起きてきます。

後者の場合であれば、必ず精神的な自己犠牲が発生してしまうからです。それは、決して長続きさせることができません。いつか、息切れしてしまうのがおちです。

真の「お・も・て・な・し」のできる、素敵な日本人でありたいものですね。