真の成熟とは?

生きていれば自然と年齢を重ねていくわけですが、それを避けることは当然不可能なことですね。

もちろん人によっては年齢よりも若い気持ちや肉体を保持していることもあるのですが、それでもいずれは朽ち果てていくのです。

そのことは誰にとっても全く平等にやってくるのですが、個々人の違いとして重要なのは経験の数だったり気づきの量や深さとなって現れてきます。

ただ沢山の経験をしたところで、そこから大切な気づきを得ることがなければその経験は無駄になってしまいます。

つまるところ、人が成熟していくということは年齢を重ねることでも経験値を増やすことでもなく、気づいていくことなのです。

気づきを得るためには、より注意深く毎日を過ごすことが絶対的に必要です。それが意識的であるということ。

もしもあなたが、今年一年間できるだけ意識的であり続けようとするなら、ただ漫然と日々を暮らした一年後の自分と比べて、比較にならないくらいに多くの気づきを手に入れることができるはずです。

街を歩いている時に、あなたが意識的であろうとするなら、目に映る沢山の人々がまるで夢遊病者のように見えてくるかもしれません。

そのくらい、私たちの日常は無意識状態なのです。それに気づくだけでも面白い経験ができるはずです。是非実践してみてください。