恐ろしいのは人間の不安感

新型コロナウィルスのおかげで、毎日通っていたスポーツクラブは今月の初めから休館になってしまい、若干身体を持て余し気味のこの頃です。

マスクが足りないのは知っていますが、トイレットペーパーや消毒用のアルコール、さらには謎のお米不足なんかも発生しているようですね。

ウィルスと何の関係があるのかと思ったら、どうやら外出しなくてもいいように買い溜めをしている人が多いのだとか。

気持ちは分からなくもないですが、自分や自分の家族さえ良ければいいというのが不安感からやってくる防衛ですね。

私もたくさんの防衛をしてきていますが、ただ買い溜めは苦手なグループに入るようで、いつもできれば手ぶらでいたいのです。

家の中のどこかにガッチリ買い溜めしたものが置いてあったりすると、そこから腐ってくるような気がしてダメなのです。

ウィルスよりも断然恐ろしいのは実は人間の不安感なんですね。このまま経済が停滞してしまえば、倒産する会社も多数出てくるでしょう。

病気だけでなく、経済的な不安というものが人類全体で一気に膨れ上がってしまうと、全く予想できないくらいのダメージがやってくるかもしれません。

私たちの不安が株を暴落させてしまうことは誰もが知っていることですね。本当に恐いのは、私たちが作り出す内面のイメージなのです。

だから出来る限り、気楽にゆったりと日々を過ごすことを心がけることが大切だと思います。