マインドというのは、自分が考えることが正しいと思い込むものなのです。なぜなら正しさは自己防衛として役立つからです。
正しさを心の鎧として活用してしまうと、その人の周りには正しくない人たちがたくさんやってくるようになるのです。
これは偶然ではありません。なぜなら、正しさというのは正しくないことと比較しなければ機能しないからです。
正しさが単独で正しいと判断されることはないのです。だから正しさを身に纏っている人は、絶えず正しくない人を周囲に必要とするわけです。
本人が正しくない人を呼ぶのですから、周囲には呼ばれて寄ってくる人たちで溢れかえることになるのです。
もう一つ正しさに依存している人の特徴を挙げると、大抵の場合すぐに謝罪しないことが多いですね。
世の中には決して謝ろうとしない人がいるものです。あなたの周りにもそうした人がいると思うのですがいかがですか?
その人が謝らない理由はたった一つ、誤ってしまったら自分は正しくないということを認めてしまうことになるからです。
だから正しさで防衛している人は、なかなか謝ろうとしないわけです。正しさは防衛に過ぎないということを見抜くことができれば、より自然に生きることができるはずですね。