「私」=自己イメージ

これまで幾度となく出てきた「自己イメージ」について、今日はさらに掘り下げて書いてみようと思います。

一般的な表現として、◯◯な自己イメージを持っているとか、◯◯という自己イメージを作ったというように言いますね。

これは、ただ「私」という存在がまずいて、その私がそういった自己イメージを持っているというニュアンスだと思います。

厳密に言うと、これは間違いなのです。なぜかというと、私がその自己イメージを抱えてしまったのではないのです。

もっとシンプルに、「私」=「自己イメージ」なのです。これ、真意が伝わるでしょうか?

要するに、私という存在自体が自己イメージだということですね。もしも私が否定的な自己イメージを持っているだけでしたら、それを手放せばいいのです。

けれども、手放すようなものではなく、それが自分自身だったということです。だから、手放すという概念ではなく、その自己イメージを捨てるということは、自分も消えることを意味するのです。

だからこそ、自己イメージを変えることは本当に至難の業なのです。私の死を覚悟して自己イメージを捨てるなど、誰が考えるでしょう?

そんな勇気を持っている人に、私自身も含めて出会ったことがありません。それでも諦めずに、その自己イメージのバカバカしさを何度も味わうことです。

そうやって少しずつであれば、自己イメージは小さくなっていくのです。当然その自己イメージの自分のエネルギーも小さくなりますが、死ぬことはないので安心してください。

自己イメージが変われば、世界が変わります!