ガイガーカウンター

福島第一原発から飛び散った放射性物質が、徐々に、そしてじわじわと全国に広がりだしているように感じています。

ここ東京においても、下水処理場からかなり高い放射線量が検出されるようになってしまいました。それは当然といえば当然の成り行きです。

というのも、例えば私が部屋の床を雑巾がけしたとすると、雑巾に付着した放射能は雑巾を水洗いしたときに下水へと流れていきます。

そうしたことが各家庭で起きているのは事実なわけですし、吹き溜まりのような場所に溜まった放射性物質が雨などによって、側溝などから下水に流れ込むことも想定されます。

したがって、それほど高い線量ではない地域であっても、下水処理場へ向かうまでにそれは密度を高めていくはずなのです。

下水処理の段階で、汚泥焼却などによって放射性物質は煙の粒などと一緒にまた拡散していくわけで、今は福島第一原発からの放射能よりもそうした二次的な拡散にも注意する必要があると思うのです。

そんなこともあり、実際に身の回りの線量を測ってみたいなと思って、武蔵野市議会議員にガイガーカウンターを貸して欲しい旨メールしたのですが、なしのつぶてでした。

仕方なく、自分で購入しようかと思い、ネットでめぼしいものを見付けておいたのですが、その直後に中部大学教授のT氏のブログで推奨ガイガーカウンターとして紹介された途端に、納期が9月になってしまいました。

これは買うなってことかなと思って、今諦めようかどうしようかと自分の心と格闘中です。今までの例でいくと、本当に必要なものは必ず何らかの方法で手に入ることになることも分かっていますので。

生きている間に、ガイガーカウンターを必要とするような日が来るとは、予想すらしていませんでした。これは、国家レベル、あるいは人類レベルでの大量の膿を出す時期がやってきているということなのだと思っています。