昨日のブログにも書いたのですが、母親が無事退院することができて、喜んだのもつかの間、今度は自宅での生活上、危険だと思われるところを安全に母親が過ごせるようにする仕事が待っていました。
といっても、手すりなどは父親が以前にも依頼した方のところにすでに依頼してくれていて、トイレに設置してくれていました。
それでもやはり、母親本人が実際に試してみて、もっと手すりが必要だと分かったので、また新たにいくつかの場所に取り付ける算段をしました。
それと、母がベッドからトイレに向かうときに、リビングを通らなければならない構造になっていて、そのリビングがモノで溢れているのです。
このチャンスを逃してはならぬとばかりに、日頃いくら説得しようとしてもモノを捨てる覚悟ができない両親に詰め寄り、不要なものを徹底的に整理させてもらいました。
なにやら古くて怪しげなものが入っていたサイドボード、12年選手となった図体ばかり大きなブラウン管式のテレビとその台、その他多くのものをリサイクル屋さんに引き取ってもらいました。
この歳になって、本当に分かったのですが、両親ともにモノを捨てられない体質だったということです。
それは、「片付けられない人」なのではなくて、「片付けることに興味を持っていない人」だったのです。身の回りに雑然とモノが置いてあるのを好むというのか…。
それにしても千載一遇のチャンスとはこのことですね。すっかり整理整頓されて、母親がリハビリができるスペースも少しですが作ることができました。
昨日その作業を一気にやってしまったので、気持ちはいいのですがかなり疲労してしまいました。しかし、まだ母が管理する一階の台所と、母の部屋の整理整頓が残っています。
一気呵成に責め続けなければと思っています(笑)。整理整頓の清々しさに気づいて欲しいと思うのは、エゴかもしれませんが…。