多くの人に支えられた母

昨日は、ほぼ一日中母が入院している病院にいました。午後から手術が予定されていて、母が心細いだろうと思って朝早めに行ったのですが、結局手術が始まったのは午後3時でした。

救急病院だからこそなのでしょうけれど、頻繁に救急車の音がして、そのたびに患者さんが運び込まれるのでしょうね。

そういうこともあってか、緊急オペの患者さんがくると、こちらの手術の時間が延期になったりするのです。

手術の時間がなかなか告げられなくて、イライラしたりしたのですが、手術が終わって執刀医から説明を受けながら、大勢の人たちの協力によって母の足が回復していくんだなと、感謝に変わりました。

麻酔から醒めかけた母が、やや朦朧とした意識の中で、傷口のあたりの痛みを訴えてきたときには、何とかその痛みを和らげたくて、立ったままヒーリングをしました。

すると、あっという間に強烈な痛みが両方の手のひらに伝わってきました。しばらくして、うっ血したようになった指を横にいた家内に見せたら、普段はまったく興味を示さない家内もヒーリングをしてみたくなったようでした。

真似でいいからやってみたらと促したところ、見よう見まねで試してみた彼女も、両手がピリピリする感じがすると言っていました。

人はいざとなると、やはり自分が消えて、そのときには愛が発動するのですね。これは、能力ではなくて、そのように我々は設計されているということなのでしょう。

昨日は、いつもの淡々とした毎日とは、随分と違う一日でしたが、沢山の人々の愛を感じることができ、またそのことへの感謝も味わうことができました。