一昨日のブログで、東京都知事選に絡めて石丸伸二という人物について私なりの考察を書きました。
今回はその補足をしてみたいのですが、大手銀行のニューヨーク支局で為替アナリストして働いていた人が、突如として広島の地元の市長に立候補する。
これが四年前に起きたことです。この決断力が一体どこからやってくるのかを考えてみたいと思うのです。
人は無自覚のうちにこれまでの自分の人生の経験則から、自分にとっての安全で安心できる環境を求めるようになるのです。
その安全安心の環境をコンフォートゾーンと呼びます。コンフォートゾーンと言っても、それはまさに千差万別。
例えば、幼い頃に親から厳しくコントロールされ、奴隷のように育てられた人にとっては、そうした環境もコンフォートゾーンになり得るからです。
まさかそんなことあるものかと、人は自由を求めるものだし奴隷になりたい奴などいるわけないと思うでしょうね。
けれども、そんな劣悪な環境でも、その環境で大人しく逆らわないようにすることが、その子にとってのコンフォートゾーンになり得るのです。
きっとその子にとっては、自由の方が居心地が悪く感じてしまうはずです。話を戻して、石丸氏にとっては、アナリストから地元の市長に立候補するのは、コンフォートゾーンの外の行為だったはず。
それは、地方の一市長が都知事に立候補するよりも大きなコンフォーゾーン外へのジャンプなのですから。
私が見るに、それを可能にさせた原動力は無我の境地なのだろうなと。彼は、自分をみんなのために最大限使うにはどうしたらいいか?という視点で考えたのだとか。
その視点に立てるからこそ、あっという間にコンフォートゾーンを飛び越えてしまうことができたのだろうなと。
凄すぎて参考にならないかもしれませんが、勉強にはなりますね。七夕の選挙結果が楽しみです。
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