今日は誤解を恐れずに、言いたいことを書いてみます。それは、表面的には加害者と被害者がいるように見えても、その両者は実は同じようなエネルギーであるということ。
エネルギーが同じか近いからこそ、両者は絡むことになったのです。ただし、当然のことながら加害者はこの社会から裁かれることになるし、被害者はそれなりにサポートされる必要があるのですが。
例えば、悪徳商法に引っかかった消費者は確かに被害者ではあるのですが、そうした悪意に満ちた商法を行う側の人たちのエネルギーと似ているということ。
エネルギーというのは、いい人とか悪い人ということとは一切何の関係もありません。そういう表面的なことではなく、その人の内面に蓄積されたマイナスのパワーのことなのです。
本人すら自覚できないうちに、特に幼い頃に溜めてしまったネガティブな感情のエネルギーこそが、そのパワーの源なわけです。
本当に愛される人とは、本当の愛のエネルギーを持っている人だし、裁かれる人とは、裁く人のエネルギーと同じエネルギーを持っているということ。
つまり、この世界においては、する事とされる事とは同じエネルギーだということですね。きっと腑に落ちないと思われるかもしれませんが…。
<存在>は、加害者とか被害者という見方を持っていないのですから。ただ、そこにある似た者同士のエネルギーが互いに絡み合うという現象が起こるだけなのです。