幼い頃の無頓着さをもう一度

一昨日の日は、久しぶりに終日雨が降っていてそろそろ梅雨が足早に近づいてきているのを感じました。

その雨音を聞くともなく聞いていたら、小学生の頃にも同じ雨音をよく聞いていたなと思い出したのです。

すると、急に雨音の成分の中から嫌なものが消えていったのです。ああそうかと。子供の頃はこの雨音も嫌いじゃなかったなと。

どちらかというと、家の中で聞く雨音は好きな方だったのかもしれません。落ち着くというのか、ずっと家にいればいいじゃないと言われているような。

大人になって、雨音を聞いていると、さまざまな良からぬ連想が思い浮かんでしまうのですね。

例えば、新しい家の何らかの作業の邪魔をしていないかとか。だって、どんな作業であれ屋外の作業にとっては天気が良いに越したことはないのですから。

あるいは、クルマのウインドウをほんのちょっとでも閉め忘れていないだろうなと。この雨が車内に入ってきたらシートが可哀想とか。

それに比べて子供の頃は、雨が降ろうと雨が止もうと、ほとんど気にも止めていなかったなと。そもそも天候に興味がなかったのでしょうね。

雨の中を歩いていて、服が濡れようが靴が汚れようが、気にしていない。その無頓着さが懐かしいのです。

こうやって成長して大人になって、大切な無頓着さを失ってしまっているんだなと気付かされましたね。

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