珍しい体験二つ

新居の2階に設置するテーブルとソファが配送される日だったのですが、階段上がってすぐに直角に曲がる通路なので、狭くて荷物が通るかなと心配になったのです。

それで少なくとも、階段の手すりくらいは事前に外しておくことにしたのです。外したのはいいものの、どこにも置いておく場所がない。

というのも、長〜い一本の木製のポールで出来ているので、家の中のどこへも持っていきようがないと分かったのです。

こんな長い棒を一体どこから入れたのか?いろいろ試して分かったのですが、脱衣所に半分入れたりして、本当にギリで玄関から外へ出せることに気づいたのです。

ということは、これを発注した人はこの家の設計図から、ギリギリこの手すりの棒を家の中へ入れることができると知っていたのですね。

私としては、奇跡としか言いようがありません。そして不思議体験がもう一つ。配送のトラックが到着したので、外へ出て行ったのです。

そうしたら、トラックから出てきたお子さんが挨拶してくれたのですが、え?子連れで仕事をしてるんですかと。

彼は、まだ声変わりをしていないので、小学生高学年からよくて中1〜中2が限度。ところが、どう待っても、おじさんとその子供の二人なのです。

結局ごく普通の配送業者のおじさんとその子供の二人で、荷物を運ぶわけです。おじさんは、ひたすらその子供を叱るのです。

その手の持ち方では力が入らないだろうとか、全てが命令口調だし、あれ、家の中でパワハラを見させられてる?

彼らの仕事ぶりを見ないようにして、時が経つのを待ったのですが、最後は何事もなかったかのように彼らは所定の仕事を終えて、戻って行ったのです。

今日1日で立て続けに珍しい体験をさせてもらったなと。それにしても、あのお子さんが今日のあんなことで働くことに拒絶感を持たなければいいなと思うのですね。