人生に目標を持てなくても心配いらない

osho は、よく「生は無目的だ」というようなことを言ってくれます。その言葉にどれだけ助けられたことか。

子供の頃ばかりではなく、大人になってもずっと一貫して目的をはっきり持てと言われ続けてきたのですから。

目標設定を明確にして、それに向かって前進していくことこそが正しい人の道だとばかりに言われるわけです。

どう頑張っても目標など一つもなかった私にとっては、なかなかしんどいものがありました。勿論もうこの年齢になったら、そんなことは誰にも言われなくなりましたけどね。

上っ面の目標をでっち上げることくらいはできるものの、そんなものは自分にとっては本当はどうでもいいものだし。

人によっては、目的を持たない人物とは一緒に仕事をするな、と断言している人もいますが、その気持ちは分からなくはありません。

要するに、しっかり目標設定している人ほど、より社会的な人間になるので、社会では優遇されることになるのですね。

そしてその逆も真なりなのです。私のように人生に目的、目標を持てないという自覚がある人に是非とも伝えたい。

そのことで卑屈になる必要はないということ。目的、目標はあくまでも未来のもの、それは自我を活性化させるものなのです。

自我のこしらえた社会には迎合できるけれど、そこに興味を持てない人にとっては未来よりも身近な今日を楽しむ方が合っていると思いますね。

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