モノが見える原理というのは、学校で習ったことがあると思うのですが、アレってどこまで信じていましたか?
私は100%信じていましたね。割と最近までそうでした。ものを見る時に必要なのは、光です。光の正体を皆さんはご存知でしょうか?
光というのは電磁波の一定幅の周波数のものです。その光の中でも可視光線と言われる周波数の光だけを人間の目は使うのです。
ものに当たって反射した可視光線が人間の網膜に入り、そこで三つの色に反応する神経細胞が刺激され、それが電気信号へと変換されて、脳へと送り込まれるのです。
脳はその信号をなんらかの方法で変換して、ものを見るということが実現するわけです。そうやって、あの鮮やかな赤とかを感じるのです。
そう、いきなり電気信号からあの赤が生まれるって、にわかには信じがたい気がしませんか?科学は今もって、そこを説明できずにいます。
私の中で、今やそこは完全に却下されてしまいました。ものを見るのに、肉眼はいらないということになったのです。
奇想天外なのですが、じつは本当なのですね。視覚というのは、ものを見るという行為のように扱われますが、本当は違います。
視覚というのがそのまま単独で起きるのですね。誰かが何かを見ているというのは妄想なんです。誰かも何かもありません。
ただ見えているという実感だけが起きているわけです。それ以外は何もありません。シンプルだけど、シンプル過ぎますかね。
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