波照間島に行ってからしばらく経ったある日、何かのテレビ番組を見ていたら波照間島の特集をやっていたのです。
そして、ああ懐かしい風景だななんて思っていたら、知ってる子が映ったのです。確かにその女の子の記憶がある。
実は私が島に滞在している約2週間の間に、島をあげて行う運動会が開催されたのです。島には幼稚園と小学校と中学校がそれぞれ一つずつしかないのです。
それも同じ場所に建っていて、それ以外はないのです。だから運動会も幼稚園、小学校、中学校が一緒に行うのです。
島のみんなが参加する運動会なので、私たち民宿組もみんなで見に行った訳です。そこで、幼い女の子と知り合いになって。
その子が初めて会った私に懐いてくれて、運動会の間中ずっと一緒に遊んだりしていたのです。その子が画面に出ていた訳です。
彼女のご家族全員も一緒に出ていて、波照間島の中でも最南端に位置するところにある家のご家族として紹介されていました。
ちなみに、彼女には小学生高学年のお姉さんがいるらしく、彼女はヤギをペットとして飼っているのだとか。
確かに、波照間島の至る所にヤギが放し飼いになっているのを見たことがありました。ところが、ペットとは名ばかりで何かのお祝い事などがあるときに、食べられてしまうのです。
波照間島の子供達は、大切に育てていたペットを家族全員に食べられてしまうという、かなり過酷な体験をして育っていくんですね。
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