会社員生活をしているときに、この仕事から解放されて自由に好きなことを仕事にして生きていけたらどんなにいいだろうと思っていました。
ある日それが、本当に実現してしまったのです。今の仕事をし始めた時には、まだ日々の生活スタイルに慣れなくて、やった〜!という感じにはなれていませんでした。
けれども、しばらくして仕事が安定してきた時に、ああこれで生きていけるなと分かった時に、深々としたありがたいという気持ちが湧いてきたのです。
そして、会社員生活と今の生活とを比べた時の驚きと感謝は忘れることができません。今もその気持ちがなくなりはしていないのです。
ただし、過去を思い出すことが少ないということもあって、これがもう普通の生活として定着してしまったので、殊更なんとも思わなくなったのです。
どれほど素晴らしいことであれ、それが時間と共にごく当たり前のことのように感じるようになるということですね。
ある動画を観ていたら、人が死ぬと一般的には源へと戻っていくのだと。それはそれは筆舌に尽くし難い快感、心地よさなのだそうで。
じゃあもうそこに永遠にいればいいじゃないと思うのですが、それもやはりしばらくするうちに、また肉体を持って生まれ変わりたいと思うようになるらしいのです。
誰も誰かに強制されてこの世にやってくるわけではなく、好き好んで自ら性懲りも無くやってくるらしいです。
真偽のほどは分かりませんが、私たちは手に入れたものはいずれ当たり前になるという習性を持っているのですね。
結局、世界中の誰であれ例外なく、ずっと満たされている状態でいられる人というのはいないということなんですね。
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