仮想現実と非二元の違い

最も原始的な仮想現実というと、写真(画像)ということになるのかなと。そこに動きが加わると、テレビや映画(動画)になるわけです。

そして、最近ではほとんど実写と区別がつかないくらいのゲームもあるし、AIが作った画像や動画も出始めています。

よりダイレクトに没入感を感じられるように、ゴーグルを着用してみたり、さらに言えば視覚や聴覚だけでなく、触覚、味覚、嗅覚も感じられるようになってきました。

こうした進化の先には、もうこの現実を体験しているのと違いが分からないような仮想現実を体験できる日も近いのではないかと。

けれども、こうした仮想現実の世界では、どこまで進化したところでそれを体験する主体というものがあります。

それが自分ですね。自分だけはどこまで行ったところで、消えるわけにはいかないのです。そしてそれこそが、非二元との違いなのかなと。

非二元は、体験する主体とその対象のどちらもがないのです。そして体験だけが残るのです。ここが分かりにくいところなのでしょうね。

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