近頃事務所にいる間に、その日のブログを書いてしまうということが増えてきました。その理由は、時間があるということもありますが、それをやっておくと帰宅してから全くの用なし人間になれるからです。
会社員として、めちゃくちゃ忙しく働いていた頃には、何も用がないという人生になるのは、いったいいつのことだろうと考えていたことがありました。
つまり、何もすべきことのない人生に非常に憧れていたのです。それが叶ったらどんなにいいだろうと思っていたものです。
それが、本当に現実のものになってしまった感じがあって、願いはいつか叶うものなんだなと心の中で驚いているのです。
帰宅してからやることと言ったら、食事以外では風呂に入って寝る準備をすることだけ。それ以外のどんな労働もありません。
最近では瞑想をするということもなくなり、これでもかというくらいの淡々とした日々を送るようになってしまいました。
用がないというのは、慣れるまでは自我にとっては結構不安な感じもしたりするのですが、それも慣れてしまえばなんでもなくなるのです。
何もすることがない、その瞬間を持て余したり、ただ生きているという感覚に浸ったり、そんな日々が続いています。
全く意味もなく、なんの価値もない、そんな人生を満喫するのもオツなものかもしれませんね。