慣れていないというのは新鮮さがある

事務所がある吉祥寺という街には、当たり前のように多くのコンビニ店があるのですが、そのほとんどの店員さんはもはや日本人ではないのです。

駐車場から事務所へ向かう道中にあるコンビニ店では、ほとんどの店員さんが中東系?の方々なんですね。

その誰もがとても流暢な日本語を使って接客してくれるのです。その中で、かなり前からちょっとだけ顔馴染みになった感じのいい中年の女性がいるのです。

今日久しぶりにその人がレジに入っていたので、久しぶりですねえと言うと、しばらくして「元気でしたか?」と言ってくれたのです。

それもちょっと言い慣れていないような雰囲気で。日本語でこの場合どんな応答がいいのかを少しの間考えてくれていたような。

こちらもこれ以上はどう返していいか分からなかったので、曖昧な笑顔を返すだけで終わったのです。

かえって日本人同志の方がややクールなやり取りになってしまいがちなのかなと。慣れていないというのは、悪くないものなのですね。